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概要
古代35竹取翁博物館開館 ⑤シンポ質疑応答「京田辺発祥地説」(かぐや姫館)2012年2月1日
シンポジウム質疑応答15:00~「京田辺の『竹取物語』発祥地説」(別館①かぐや姫館)
基調講演、地名研究会 吉田金彦会長(姫路獨協大名誉教授・大阪外大名誉教授)題名「京田辺の『竹取物語』発祥地説などについて」
シンポジウム13:30~司会 小泉館長(日本民俗学・郷土史研究家)
報告者)曽根誠一(20分 ) 題名「国文から見た『竹取物語』」(花園大教授)
玉井芳泉(10分) 題名「『竹取物語』絵巻の制作について」(染色作家)
後方は玉井芳泉(染色作家)作のの襖絵14面に18画面を描いた力作「竹取物語」。
シンポジウム14:00~ 吉田金彦(専門国文)曽根誠一(専門国文)三好芫山 (尺八演奏家)玉井芳泉(染色作家)
『竹取物語』のシンポジウムに聞き入る入館者 (白熱したシンポジウムにみんな興奮! )別館①「かぐや姫館」にて
■吉田金彦さん(よしだかねひこ)・・筒木の「竹取物語の舞台」説は正しく賛同する!
『古事記』の「大筒木垂根王」と「大筒木真若王」の「筒木」は、継体天皇の筒木宮であり山城国のことである。「迦具夜比賣命(かぐや姫)」の「竹取物語の舞台」が京田辺市であるという貴方の説に賛同します。
吉田氏紹介 1923年、香川県生まれ。語源研究の第一人者。京都大学文学部卒業。
専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授など歴任。姫路独協大学名誉教授。平成12年(2000)、春の叙勲三等瑞宝章受章現在: 日本語語源研究会代表、京都地名研究会会長。
著書:『日本語語源学の方法』『古代日本語をさぐる』『古代日本語を歩く』『京都滋賀 古代地名を歩く』『ことばのカルテ』『埋もれた万葉の地名』他多数。
■曽根誠一さん(そねせいいち)…『竹取物語』構想時のモデル地である可能性高い。
讃岐垂根王の兄であり、迦具夜比賣命の父である大筒木垂根王の居住地である「大筒木」こそ、構想時点での讃岐の造の家のモデル地であった可能性が高いのではあるまいか。
「大筒木」の所在地については、『古事記』中巻・開化天皇条に「山代之大筒木真若王」とあり、山城国であることが知られる。
曽根氏紹介 花園大学教授。2010年4月花園大学図書館長。専攻:国文(中古文学)。
『竹取物語』『源氏物語』宇治十帖と、初期百首歌などを主に研究。『三十六人歌仙家集解難鈔』の写本についてなど。竹取物語についての研究が多い。「斑竹姑娘」関係資料集成『花園大学研究紀要』第24号(包敏)、「かぐや姫と竹取の翁「昔の契」「功徳」「罪」の再検討」『花園大学国文学論究』第5号 「かぐや姫の贖罪について」仏教文学会大会、「紫式部の『物語の出来はじめの親なる竹取の翁』」『古代文学研究』第2次第12号。
http://taketori.koiyk.com/
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