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概要
古代355「かぐや姫」に魅せられた方が竹取翁博物館を訪れ、物語の精神世界を語られた①
関東から、わざわざ竹取翁博物館の存在を聞き訪問されました。
何故か霊感深い存在の方で、昔からかぐや姫の存在が先祖にあり、その影響で独身を貫いてこられたという。
訪問者は、物語に深く入り込みその中に描かれている精神文化を深く見つめられていて、この『竹取物語』のかぐや姫という主人公に魅せられて「人生を歩んできた」とお話しされた。特に館長自らが、庭にしつらえた相模湾を模して「駿河の不死山」と「月」、それにかぐや姫の「別れのシーン」を石で模したモニュメントに大変興味を示されました。
今までに博物館へ訪問者された方は、「かぐや姫」や『竹取物語』そのもののみを見つめた訪問者であった。しかし、今回の訪問者は、物語に登場する「かぐや姫」の姿というか、精神というか、その中に存在している人物が、「どういう意味を持っていたのか」ということを深く見つめておられた。今までの訪問者とは異質の方であり、私自身も質問をなげかけた。
この日本初の『竹取物語』に秘められた中味は、これらの存在なくしては消え去ってしまうだけなのに何故か現代にまで生き続けているという「精神文化の存在感」をお教え頂いた気がした。
平安時代の初めに書かれたとされる『竹取物語』が物語文学であったからこそ千数百年たった現在でも脈々と生き続けていて、現在でも沢山の人達が魅せられ「光輝いている」ことから、日本初の物語としてのステータスが存在しているのでもあろう。
「国際かぐや姫学会」 http://taketori.koiyk.com/
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