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概要

古代41 文学者が竹取翁博物館訪問 ③作者空海、飛天、甘南備山(不死山)〈YouTube動画〉
大阪の文学を研究者されている「カグヤ会」の方達が、学術研究のため竹取翁博物館を訪問された。2013.8.23
　館長の説明では、竹取物語の作者弘法大師・空海は、遣唐使として国際都市であった長安へ行き密教を学んで帰った。そして、京田辺の神体山として古くからある延喜式内月読神社の月読命が宿っていて大住隼人の甘南備信仰を物語の中に取り入れた。竹取物語には、大住隼人の月信仰が描かれていて、隼人は『隼人司』に記されているように「竹細工に長けていた」とされ、月読神社と甘南備山は切っても切れない深い関係にあったと話された。
　故に、作者空海は、平安京の朱雀大路の南の基点となっていた京田辺市の甘南備山を頭に浮かべながら、不老不死の薬を燃やす山として、月に一番近い当時煙の上がっていた「駿河の不死の山」をラストシーン持ってきたのである。
　 訪問者からは、大住隼人や甘南備山などとの深い関係と作者空海説について大変興味を持って聞いておられました。　　
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