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概要
古代415 作詞家のハイカラ老女が訪問④ 竹取と源氏物語談議 竹取翁博物館 2014.6.13
奈良に住む70才後半のハイカラ老女が、竹取翁博物館を訪問されました。しっかりした足取りでバイクを毎日乗り回しているという大変元気な方で、エッセイスト・作詞家・踊りの名取・カラオケ屋…など色々な仕事を経験されている。竹取翁博物館で小泉館長から『竹取物語』の説明をお聞きになり、色々なイメージがわいてきたようで博物館の歌の作詩をして頂くことを約束して頂いた。
博物館の自慢でもある別館②土蔵の2階「世界の生と死の民俗展」を御覧になられたあと、時間があったので別館①の民家「かぐや姫館」かぐや姫サロン&カフェに立ち寄られた。
この別館①民家の「かぐや姫館」には、襖11枚に15面の竹取物語絵巻が染色作家の玉井芳泉画伯により描かれた襖絵が展示されています。
部屋は茶室になっていて、お正月に初釜や開館記念日などにサミットやシンポジウム、講演会などの会場として使用されています。訪問された作詞家さんは、かぐや姫サロン&カフェでくつろがれ『源氏物語』の話題になりました。すると弟さんが『源氏物語』で博士号を取られたというお話を突然されました。その思わぬ発言に小泉館長はびっくり、詳しく伺うと駒澤大学国文学で博士号を取り『源氏物語』の研究家だと話された。さらに奥様も京田辺付近にお住まいだということでした。源氏物語は、竹取物語を祖として書かれているだけに何故か深いご縁がありそうだった。
それで、お帰りになられた後インターネットで高橋文二さんを検索すると、駒澤大学の名誉教授で文学博士であり『源氏物語の時空と想像力』『紫式部のみた京都 (NHKシリーズ)』『三島由紀夫の世界』『角田泰隆教授との共著『原文対照現代語訳 道元禅師全集』第17巻』他多数を執筆。また、講演では、奈良女子大学で「『源氏物語』の表現世界-王朝の歌を通して想像力のありようを考える-」(日本アジア言語文化学会)、駒大の成道会と記念講演で「古典の心 -季節観に見られる古人の心-」、駒大第7回ホームカミングデー 特別講演「古典の中の想像力 ~ 見えないものを見る~」の経歴の方であった。
「国際かぐや姫学会」と「竹取翁博物館」 http://taketori.koiyk.com/
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