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概要
なんと言いましょうか、私の作品の中でも「ひょっとしたら駄作かもしれない」シリーズの一曲になります。
書いたのは30代はじまった頃で、高尾で隠棲をして宇宙哲学の修行が終わり、下界に降りてきた頃の作品なのであります。
「地球にて」や「さすらい」などピュアな作品からグッと俗な作品に転換した最初の頃のものです。
当時のライナーが残っております。
「 まだUFO騒動から抜け切れていない私は、アルバムのモチーフを捜していた時、月から見た地球の写真に目がとまりました。そして、この星に住む人達に向かって歌おう、というテーマで「Dear Friend」というタイトルを思い付いたのでした。テーマは壮大なのですが、個々の曲はこれといった主張もないまま手探りでテーマを捜して作りあげたもので、トータルな意味はありません。ただ、こんな形でどんどん曲を作っていこうという気持ちだけだったのです。
「風の町」は当時アルバイトをしていたのですが、そこにいた17才の今で言えばちょっとヤンキー風のお姉ちゃんをモデルにして書いた曲です。いろいろ話をしたのですが、どこかやるせない寂しさを感じさせる娘で、こんな風な唄ができてしまいました。なかなか思うような仕上がりにならず、何度も録音をし直しました。最初のメロディが好きなのですが、全体的な暗さを解消できずに形にしてしまいました。」
詞の内容など、ひょっとしたら駄作かもしれないとも思うのですが、私はこの曲が大好きで、何度も録音をしなおしました。
今回のが最終テイクではないのですが、最初に頭に浮かんだものに一番近いのでよく聞いています。
いかがなものでしょうかねぇ~
チャンネル
チャンネル:harrygws
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